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山形県鶴岡市パーソナルトレーニングジムlife body -ライフボディ-
パーソナルトレーニングジムLifebody鶴岡店、土岐です。
人間が生まれて一番はじめに行う運動は呼吸です。
かつ、呼吸は誰しも意識せずとも自然に行なっている運動でもあります。
こういったことから、呼吸は人間の身体活動の根幹であることがわかりますが、現代人の多くは呼吸が乱れ、不要を招く大きな要因になっています。
そこで今回のトピックは、呼吸にとって重要な『横隔膜』です。(焼肉ではサガリ、ハラミ🐮)
横隔膜は、肋骨の下縁を蓋をするように覆っている筋肉です。
解剖学的には肋骨弓、腰椎、靭帯、肋骨剣上突起から腱中心という場所にかけて付着しています。
吸気と体幹の安定の作用があります。
呼吸においては、吸う働きです。
逆に認識している方が多いですが、本来、腹式呼吸では、吸うとお腹は膨らみます。
横隔膜が下がっていくので、内臓に押し下げる圧が加わりお腹周りが膨らむわけです。
肝臓があるため右側が高く、静脈、動脈、食道が通るための穴が空いているのも特徴です。
前回の投稿で少し触れた、逆流性食道炎が姿勢の乱れによっても起こるというのが、なんとなくこの構造からイメージできるかと思います。
左右の肋骨を下から鳩尾までたどり、交わったところの角度がおおよそ90度を超えて開いている方は、骨のアライメントが乱れ(オープンシザーズシンドローム)横隔膜が機能しづらく、何かしらの不調を引き起こしているかもしれません。
見た目も良くないですよね。
お悩みの方は、ぜひ身体のプロに相談してみてください。