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山形県鶴岡市パーソナルトレーニングジムlife body -ライフボディ-
明けましておめでとうございます。
Lifebody 土岐です。
本年もLifebodyをどうぞよろしくお願い申し上げます。
今回は炭水化物の概要と、過剰摂取した場合、不足した場合それぞれの身体への影響について解説します。
炭水化物は、タンパク質、脂質とならぶエネルギー産生栄養素であり、日本人の国民食であるお米をはじめ、パンや麺類、いも類や果物などに多く含まれています。
この炭水化物、じつは「糖質」と「食物繊維」を合わせた総称であり、このうち身体のエネルギー源として使われるのは糖質です。
糖質1gにつき4kcalのエネルギーが作られ、特に脳では、糖質が唯一のエネルギー源になるのでとても重要です。
食物繊維は以前の投稿で解説したように、消化吸収されずエネルギー源になりません。
食品の栄養成分表示に糖質と食物繊維を区別しているものがありますが、炭水化物として表示されているエネルギー量は、糖質から得られるエネルギー量とほぼ同じと考えていいでしょう。
糖質は過剰摂取をしてしまうと肝臓で中性脂肪が合成され、この中性脂肪が血液中を流れて皮下脂肪や内臓脂肪になり、糖尿病をはじめとする生活習慣病や動脈硬化、心筋梗塞などの発生リスクを高めます。
逆に不足すると、身体は筋肉を構成するタンパク質を分解してエネルギーを作るため、筋肉を減少させてしまいます。
これではトレーニングをいくら頑張っても成果はでませんし、基礎代謝も落ちてしまうためダイエットにも悪影響です。
また、全身の疲労感や、脳の働きが鈍くなることによる判断力、注意力の低下につながります。
ちなみに、近年流行している糖質制限ダイエットは、ただやみくもに糖質を減らすのではなく、適切な量の糖質と、他の栄養素をしっかり摂取しながら行うダイエット法です。
このように、炭水化物(糖質)は過不足なく適切な量を摂取することが重要です。
1日の摂取量と、食品に含まれる炭水化物の量などは次回、炭水化物②で解説します。