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山形県鶴岡市パーソナルトレーニングジムlife body -ライフボディ-
筋肉の解説① 『腸腰筋』
腸腰筋とは、腰椎(腰の骨)と大腿骨(ももの骨)を結ぶ筋群の総称であり、腸骨筋、大腰筋、小腰筋の3つの筋肉を指します。
上半身と下半身をまたぐ唯一の筋肉であり、股関節の屈曲、外旋、骨盤の前傾、腰椎の前弯、と行った作用を持ちます。
つまり、股関節の動作と正しい姿勢の維持に大きく貢献している、ということです。
ちなみに、小腰筋は作用がとても弱く、約50%のヒトからは欠如しているとも言われています。
そして中でも大腰筋は、付着部の特徴により他のたくさんの筋肉や神経と関わりがあり、腰痛との関連性がとても深い筋肉です。
さらに腎臓とも関わっており、大腰筋の不調はそのまま腎臓へ悪影響を与え、反対に腎臓の機能不全が大腰筋へ影響を与えるとも言われています。
これだけ身体への影響が大きい腸腰筋ですが、深部にあるため意識することが難しく、運動不足や長時間の座位姿勢により固くなり、機能しなくなることが多いです。
腸腰筋は股関節伸展位(脚が身体より後ろにある状態)〜股関節屈曲位(脚が身体より前にある状態)に変位するタイミングで一番強く作用します。
このことから、ランジやスプリットスクワットが腸腰筋を動かすエクササイズとして最適なことがわかります。
しかしこれらは強度が高く、特に膝が悪い方にはオススメできないため、身体の状態に合わせた種目を選択することが大切です。
インスタの動画ではバックランジをアングル別に解説し、さらにバックランジができない方向けに強度を下げたエクササイズも紹介しています。
https://www.instagram.com/p/Cei1q9KPCDK/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
日頃から積極的に腸腰筋を動かして、身体の不調を改善しましょう!