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こんにちは!Lifebody 土岐です。
これまで、エネルギー産生栄養素であるタンパク質(Protein)、脂質(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)の解説をしてきましたが、食品に含まれるカロリーに対して、これら3種類の割合や摂取比率を「PFCバランス」といいます。
厚生労働省ではこれを「エネルギー産生栄養素バランス」とし、生活習慣病の予防、改善を目的とした場合の望ましい摂取比率として
・タンパク質13〜20% ・脂質20〜30% ・炭水化物50〜65%
と定めています。
おおまかにP2:F2:C6の割合です。
摂取カロリー数に加えてこのPFCバランスを意識した食事を摂ることは、過不足なく必要な栄養素をしっかりと摂取することになり、生活習慣病の予防、改善だけではなく、結果的に健康で理想的なダイエットにもなるためとても重要です。
しっかりと食べながら摂取比率を整えるので、ストレスが少なく継続しやすいのも大きなポイント。
例として、鶏の唐揚げのカロリーとPFCバランスを見てみましょう。
鶏の唐揚げ 中3個 約102g
カロリー 297 kcal
割合 P 2:F7.5:C0.5
P タンパク質14g(56 kcal) F 脂質25g(225kcal) C 炭水化物4g(16kcal)
このようにPFCバランスを見ると一目瞭然、脂質が圧倒的に多めです。
タンパク質はいい数値ですが、脂質の多さによりたった3個で約300kcalもあり、量を食べすぎるのが健康にあまり良くないのは容易に想像できるのではないでしょうか。
ですが、このようにカロリーとPFCバランスを把握して食べる量を調節すれば、食べたい物をゼロにする必要はありません。
我慢によるストレスをできるだけ無くしながら、健康的な食生活を送りましょう。